矯正歯科専門医 宮島悠旗

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歯ぎしりについて

15.10.19

 

今回、歯ぎしりについて質問がありましたので、紹介したいと思います。

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「歯ぎしり…自分はしてないよ。」と考えている方、もしかしたら一緒に睡眠をとっている方に迷惑をかけているかもしれません。

歯ぎしりは心身の健康と密接な関係があります。

 

歯ぎしりの原因は??

歯ぎしりと聞くとイメージするもの、夜中寝ているときに、「ギシギシ…」と音がすることですね。その他、くやしいときや我慢をしているときなど、歯ぎしりをしているなとイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。

歯ぎしりは、その言葉通り、歯と歯を軋ることです。

軋るとは、硬いものと硬いものが擦れる現象です。

歯の軋りは言葉通り良いイメージがないように、自分・周りにも良いイメージを与えません。それは、歯ぎしりのイメージ=ストレスだからです。
正直、歯ぎしりの原因は、多くあると言われており、断定ができない状況です。ただし、主に言われているのが、「ストレス」と「噛み合わせ」です。

 

では、矯正治療を受ければ、歯ぎしりは治るのでしょうか?

答えは、治るときもあれば、治らないときもあります。

治った例は、歯並びが悪いことによって噛み合わせが不安定になり、歯ぎしりの原因になっている患者さんが、矯正治療を受けたことで「噛み合わせの改善」を行えた場合です。歯並びを治して噛み合わせが良くなると、咬む位置が安定するため、歯ぎしりが起こりにくくなります。

治らなかった例は、ストレスが原因ではないかと考えます。

ストレスで歯を強く噛み締めているのではないでしょうか?
また、歯ぎしりを長く続けていると体のあちこちに様々な影響が出てくることもあります。
最近体調がすぐれないな…と思っていると、実は歯ぎしりが影響しているかもしれません。
歯ぎしりはどうしたらよいの?

まずは、ご自身のストレスチェックをされるのはいかがでしょうか?

現在のストレス社会では、
歯ぎしりをする患者さんの口の中には、明らかな兆候がみられます。実際自覚のない人が多く、ほとんどの患者さんが「え!?」という反応を示します。確かに眠っている間であれば誰かに指摘されない限りわかりませんし、実は音のしない歯ぎしりもあるのですから気づくはずもありませんね。ストレスばかりだよ、と言われる方も多いですが、自分が何に対して多くのストレスを感じているかは、自分でも以外に気づいてない人が多いです。

あとは、マウスピースや歯ぎしりを止める装置をつけることです。

すぐの改善は個人差がありますが、歯や歯茎の保護をすることができます。

 

矯正治療に限らず、少しでもお口に不安がある方は、ぜひ相談してください。
【参考文献】

バイオネーターを用いた治療例における下顎頭位の推移について

歯ぎしりの成立機転に関する実験的研究

 

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