矯正歯科専門医 宮島悠旗

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矯正中の食事、栄養の取り方について

18.03.07

 

こんにちは。

フリーランス矯正歯科医の宮島悠旗です。

矯正中の患者様から、「矯正中の食事はどうしたらいいですか?」

という質問をよく聞かれますので、今回は必要な栄養をどのような食材から取ればいいのか、調理法の実例も挙げて分かりやすく説明したいと思います。

 

矯正治療中は痛みで食欲がなくなったり、食べ物が矯正装置に絡まったりするため、食べることを控えめになりがちです。だからと言って食べないでいたり、飲み物だけで食事を済ませていると、栄養不足で口内炎ができやすくなったり、集中力がなくなったり、免疫が低下し風邪をひきやすくなったりする可能性があります。

まずは朝・昼・夕の三食をきちんと取り、健康に過ごす工夫をしましょう。

 

バランスの良い献立=主食(糖質)+主菜(たんぱく質・脂質)+副菜(無機質・ビタミン・食物繊維)

主食・主菜・副菜 図

 

主食は脳や体を動かすエネルギーや体温になります。身長を伸ばしたり、カルシウムが骨になるエネルギー源となり必要不可欠です。

【矯正中の食べ方の工夫】

おかゆ、リゾット、やわらかいうどん、柔らかいパン類を取り入れましょう。

卵やひき肉、魚をほぐしたもの (サケほぐしなど)、豆腐などを入れて煮込んだり、茹でるとやわらかくなるような野菜類 (人参、ブロッコリー、大根など)を細かく切って混ぜると栄養のバランスがよくなります。リゾットなどに、豆乳や牛乳を加えてもよいでしょう。

 

主菜は筋肉を始め、皮膚や骨、臓器、毛髪、血液など体全ての構成成分として最も大切な栄養素です。

【矯正中の食べ方の工夫】

魚、肉、卵、大豆製品、乳製品などから摂りましょう。

刺身やひき肉、チーズなどの乳製品(ヨーグルト、クリームチーズ、ナチュラルチーズ、粉チーズなど)、 水産ねり製品(はんぺん、ちくわ、つみれなど)、常温で保存できる缶詰(いわしやサバなど)やミートソース・ホワイトソースなどの調理缶詰、大豆製品(豆腐、高野豆腐、きなこ)などが、比較的やわらかく食べやすいでしょう。

☆魚の缶詰はカルシウムや鉄分を摂取できる他、脳の活性化が期待できる栄養素DHAが豊富なので、安価に手に入り調理もいらないので食事に取り入れるとよいでしょう。

 

副菜はビタミン、ミネラルを多く含み、タンパク質、脂質、糖質の分解や合成を助ける働きがあり、健康維持や 体調管理には欠かせない栄養素です。カルシウムなど骨を作るために大切なミネラルも含まれます。

【矯正中の食べ方の工夫】

細くて繊維質のある食材 (ほうれん草、えのき、もやしなど) は装置に絡まりやすいですが、そのような野菜は軟らかく煮たり、スープやポタージュにしたり、果物とジュースにしたりすると食べやすいでしょう。

☆食欲のない時

リゾットやうどんに混ぜたり、じゃがいも・玉ねぎ・人参・ブロッコリーを一緒にバターで炒めコンソメスープで煮込んでからミキサーにかけ、牛乳や豆乳でのばしたポタージュスープも栄養価が高くお勧めです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回の内容を参考に、必要な栄養を効率よく取れる食事で、矯正治療が少しでも快適に受けられると良いですね。

 

 

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